日常の中でよく目にする緑茶。健康にも良いということで、日々多くの日本人に飲まれている飲料です。
そんな緑茶ですが、飲むと痩せるといった意見をよく聞きますよね。しかし、本当にダイエットに良いのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、緑茶のダイエット効果はあるのかどうかを解説していきます。
緑茶を飲むと痩せるって本当?
結論から言うと、緑茶を飲むことで痩せる効果が期待できます。
緑茶には脂肪吸収の抑制や、代謝率の向上、腸内環境の改善などの効果があり、継続的に飲むことで結果的にダイエットの一助となり得ます。
また、糖分がほぼなく、ジュースを飲むよりも糖分摂取量を抑えられるのもメリットです。
緑茶のダイエット効果とは
緑茶を飲むことで、様々なダイエット効果が期待できます。
ここでは、緑茶のダイエット効果を、4つのポイントに絞って紹介します。
脂肪の吸収を抑える
緑茶にはガレート型カテキンが多く含まれています。
ガレート型カテキンは、脂肪の吸収を抑え、体外に排出する働きがあります。体内に脂肪が溜まるのを防止でき、太りにくくなるのがポイントです。
なお、緑茶を1日2杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、糖尿病の発症のリスクが40%低いと研究報告もあります。
代謝率の向上
緑茶に含まれるカテキンには、代謝率を向上させる働きがあります。
代謝率が上がることで、脂肪を燃焼しやすくなるので、痩せやすい体質になります。また、運動したときの脂肪燃焼効率が高くなるのもポイントです。
なお、カテキンにはデトックス効果も期待できます。毒素を排出するため、便秘解消や美肌効果にも繋がります。
腸内環境の改善
緑茶に含まれるカテキンは、腸内環境を整えてくれます。
茶カテキンは、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やし、連鎖球菌やクロストリジウムなどの悪玉菌を退治します。
善玉菌を増やすメリットは便通が良くなる他、基礎代謝が落ちて脂肪が燃えにくくなるのを防止できます。
加えて悪玉菌を減らし、食事から多くエネルギーを取り込む「フィルテクス門」を減少させることで、肥満の防止にも繋がります。
糖分の摂取量を抑えられる
緑茶はほぼ糖分ゼロなので、糖分の摂取量を抑えられます。
ジュースと呼ばれる飲料には多くの砂糖が含まれているため、飲みすぎると肥満の原因に繋がります。
特に普段からジュースをよく飲む方にとっては、緑茶に代えるだけで糖分の摂取量が少なくなるため、結果的にダイエットに繋がります。
ダイエット中はどれくらい緑茶を飲むべき?
ダイエット中の緑茶は、緑茶のカテキンを1日500ml以上を目安に飲むのが効果的です。
一般的な緑茶のカテキンの量は、湯のみ1杯につきおよそ50ml。カテキンを500ml摂取しようとすると、湯のみ10杯ほどになります。
ただし、10杯も飲めないという方が多いと思うので、カテキンを多く含む緑茶がおすすめです。
なお、カフェインが効きやすい体質の方は、ノンカフェインのお茶がおすすめです。カフェインの摂取量が多くなると、眠りが浅くなったり睡眠障害の症状が出たりすることがあり、ダイエットに良くないため注意しましょう。
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