デッサンは絵を描くための基礎ですが初心者にはどんな鉛筆を使い分けたらいいか
わからない人もたくさんいます。
鉛筆によっては芯の硬さの違いもあるので、闇雲に描いても、決してうまい
絵がかけるわけではありません
そんな鉛筆を選ぶのに困っている方に向けて、
デッサン用の鉛筆の使い分けから解説します。
デッサン用鉛筆とはなにか
デッサン用の鉛筆とは、素材に鉛を使用した絵画やスケッチに適した鉛筆のことです。鉛筆は軟らかく、線を描きやすく、深い色を出すことができます。
また、鉛筆は消しゴムで消すことができ、修正も簡単です。
デッサン用鉛筆には、硬さ(H、HB、B、2Bなど)によって線の太さが異なり、使用目的や好みに合わせて選ぶことができます。
デッサン用の鉛筆と普通の鉛筆には次のような違いがあります。
- 素材: デッサン用の鉛筆は、素材に鉛を使用しています。一方、普通の鉛筆は、木に包まれたグラファイトを使用しています。
- 色: デッサン用の鉛筆は、深い色を出すことができます。一方、普通の鉛筆は、明るい色を出すことができます。
- 線の太さ: デッサン用の鉛筆は、硬さ(H、HB、B、2Bなど)によって線の太さが異なります。一方、普通の鉛筆は、グラファイトの硬さによって線の太さが異なります。
- 修正: デッサン用の鉛筆は、普通の鉛筆に比べて、消しゴムでより簡単に消すことができます。
- 用途:デッサン用の鉛筆は、絵画やスケッチに適しています。一方、普通の鉛筆は、書き物に適しています。
デッサン用鉛筆の濃さ・硬さ
デッサン用鉛筆の濃さは、硬さによって決まります。
硬さは、H(hard)、HB(hard black)、B(black)、2B、4B、6Bなどの表記で表されます。
- H(hard)は、最も硬いです。細い線を描くことができます。
- HB(hard black)は、比較的硬いです。細い線から太い線まで描くことができます。
- B(black)は、比較的柔らかいです。太い線を描くことができます。
- 2B, 4B, 6Bは、柔らかいです。濃い線を描くことができます。
硬さが硬いほど細い線が描け、柔らかいほど太い線が描けます。用途や好みによって、鉛筆の種類を使い分けることが重要です。
デッサン用鉛筆の使い分け方
デッサン用の鉛筆は硬さによって、異なる用途や好みに合わせて使い分けることができます。
- H(hard)は、細い線や細かい部分を描く際に適している。輪郭や骨格など、構造を描く際にも使用している。
- HB(hard black)は、一般的によく使用される硬さである。細い線から太い線まで描くことができ、様々な目的に使用できる。
- B(black)は、柔らかい素材なので、濃い線や陰影などを描く際に適している。
- 2B, 4B, 6Bは、柔らかいので、陰影や濃い部分を描く際に適している。
また、好みによっても使い分けられます、例えば、軟らかい線が好きな人はBや2Bを使用するのが良いでしょう。
デッサン初心者が必要な鉛筆は何本?
デッサン初心者が必要な鉛筆は、硬さの異なるものがあれば良いでしょう。基本的には、
H、HB、Bがあれば十分です。
H(hard)は、細い線や細かい部分の描くのに必要。
HB(hard black)は、一般的によく使用される硬さであり、細い線から太い線まで描くことができ、様々な目的に使用できる。
2B(black)は、柔らかい素材なので、濃い線や陰影などを描く際に適している。
これらの三つの硬さを持っていれば、基本的なデッサンをすることができます。必要に応じて、Bや4Bなどの柔らかい鉛筆を購入することもできます。
初心者におすすめのデッサン用鉛筆セット5選
なめらかな書き心地のハイユニの三菱鉛筆
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三菱鉛筆のハイユニは、高品質なグラファイトを使用し、なめらかな書き心地を実現しています。
ハイユニは、デッサン用に適している硬さのものがあり、細い線から太い線まで描くことができます。
また、ハイユニの鉛芯は、折れにくく、長持ちするため、長期間使用することができます。
三菱鉛筆のハイユニは、美術教育やプロにも支持されているので、デッサン初心者にもおすすめできます。
硬めの書き心地のステッドラー
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Staedtlerは、ドイツの老舗鉛筆メーカーで、高品質な鉛筆を提供しています。ステッドラーの鉛筆は、硬めの書き心地が特徴的で、細い線や細かい部分を描く際に適しています。
特に、Staedtler Mars Lumographは、高級感ある書き心地と耐久性に優れており、プロのアーティストやデザイナーにも愛用されています。
また、Staedtler Mars Technicoは、硬めの書き心地と耐久性に優れており、学生や初心者にもおすすめできます。
コスパ抜群のユニの三菱鉛筆
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三菱鉛筆のユニは、コスパ抜群で高品質なグラファイトを使用しているのが特徴です。
ユニは、デッサン用に適した硬さのものがあり、細い線から太い線まで描くことができます。
特に、三菱鉛筆のユニ2Bは、柔らかい書き心地で、陰影や濃い部分を描く際に適しています。
また、三菱鉛筆のユニは、比較的安価なので、コスパ抜群と言われています。学生や初心者には、三菱鉛筆のユニがおすすめできます。
超微粒子芯のトンボ鉛筆
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トンボ鉛筆は、超微粒子芯と呼ばれる特殊な鉛芯を使用しています。
この超微粒子芯は、従来の鉛筆よりも細かく、細密な描き味を実現します。
また、超微粒子芯は、消しゴムで消しやすく、修正もしやすいです。
トンボ鉛筆は、細かい描き込みや細部の表現に適しているので、アニメーションやイラストなどの制作に使用されることが多いです。
また、トンボ鉛筆は、比較的高価なので、プロのアーティストやデザイナーにはおすすめできます。
1本で多性能!高級感のあるデザインも魅力的なファーバーカステル
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ファーバーカステルはドイツの鉛筆ブランドで、幅広い機能を提供する高品質の鉛筆で知られています。
ポリクロモスの鉛筆は、スケッチ、ドローイング、カラーリングなど、さまざまな媒体に使用できる多目的な鉛筆であるため、アーティストの間で人気があります。
鮮やかで強烈な色を提供する高品質の顔料で知られていました。
また、耐光性が高く、時間が経っても色あせしにくいのも特徴です。
これらの鉛筆のデザインも非常にエレガントで、六角形とシルバー色のエンド キャップが鉛筆に高級感を与えています。
また、頑丈な金属製のケースに入っているため、簡単に持ち運びや保管ができます。
幅広い色と高品質の顔料を備えたファーバーカステル ポリクロモス鉛筆は、プロのアーティスト、イラストレーター、アート愛好家に最適です。